今年2026年については、5月からの累計や直近の週間・月別の速報値は公表されているものの、シーズン全体(5月〜9月)が終了していないため、点滴のみで帰宅できた人や入院した人を含む「年間の詳細な確定値」はまだ出ていません
参考までに、今年2026年6月までの確定値や、7月に全国で急増した際のデータ(総務省消防庁の発表など)では、以下のような傾向が確認されています
2026年シーズンの主な状況(途中経過)
  • 6月までの搬送状況:5月と6月の2ヶ月間の合計搬送人員は8,240人(5月が4,176人、6月が4,064人)でした。6月単月で見ると、初診時の傷病程度は軽症(当日帰宅など)が61.9%中等症(要入院)が35.3%、重症が2.3%となっています
  • 7月中旬以降の急増:7月中旬から各地で猛暑・酷暑日となり、7月13日〜19日の1週間で全国の搬送者が10,857人と今年初めて1万人を突破。続く7月20日〜26日の1週間では18,591人に急増しました
  • 高齢者と自宅での発生が中心:搬送者の約6割以上を65歳以上の高齢者が占めており、発生場所はエアコンの効きや使い方なども影響して「住居(自宅など)」が最も多い状況が続いています

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2025年度(5月~9月)に全国で熱中症により救急搬送された人のうち、当日帰宅できた「軽症」は63,447人、入院が必要となった「中等症・重症」は合わせて36,616人でした。
総務省消防庁が公表した令和7年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況(確定値)によると、全体の搬送者数は過去最多の100,510人に達しており、初診時の傷病程度(症状の重さ)の詳しい内訳は以下の通りです
2025年度 熱中症搬送者の症状別内訳
傷病程度(区分)状態の目安搬送人数割合
軽症(当日帰宅)入院を必要としない(点滴や処置のみ)63,447人63.1%
中等症(要入院)生命の危険はないが、短期の入院が必要34,399人34.2%
重症(長期入院)3週間以上の長期入院が必要な重い状態2,217人2.2%
死亡初診時に死亡が確認されたケース117人0.1%
主な特徴
  • 全体の6割以上が当日帰宅:点滴などの応急処置のみでその日に帰れた軽症者が最も多い割合を占めています
  • 3割以上が入院に発展:中等症と重症を合わせると全体の36.4%(36,616人)となり、3人に1人以上が搬送当日そのまま入院しています
  • 高齢者が半数以上:年齢別では、搬送者全体の約57%(57,433人)を65歳以上の高齢者が占めています